子どもが一人でいるときに犯罪に巻き込まれるケースが多く見られます。 できる限り一人で遊ばないように指導してください。
子どもが出かけるときは,必ず家の人に「何処で,誰と,何をするのか,何時ごろ帰宅するのか」を告げるように指導してください。 何も言わないで出かけようとするときは,必ず行き先を聞きましょう。
不審者に声をかけられた,知らない人に連れていかれそうになったなど,子どもが怖いと思ったときは,大声を出して助けを求め, 走ってその場から逃げることを教えてください。 また,万一の場合に備えて,子どもに「助けて」と大声が出せるように練習をしておくことも必要です。
子どもと何でも会話ができるよう,日ごろから親子のコミュニケーションを大切にしてください。 万一,子どもが危険な目に遭ったときは,必ず家の人に話してくれるように指導してください。
子どもが身の危険を感じたときに駆け込める場所が「子ども110番の家」です。 近所や通学路の「子ども110番の家」を子どもと一緒に確認し,どのようにして助けを求めるのか指導してください。
子ども110番の家についてはこちら
近所や通学路など地域の犯罪が起こりやすい場所を子どもと一緒に確認し,このような場所に近づかないように指導してください。
子どもに限らず,恐怖に駆られた場合は意外に声が出ないものです。万一に備えて子どもに防犯ブザーを持たせてください。 防犯ブザーを有効に機能させるためには,子どもに正しい使い方を教え,電池切れや故障をしていないか時々点検をしてあげてください。
一人で遊んでいたり,遅くまで遊んでいる子どもを見かけたら,早く帰るように一声かけてあげてください。
不審者情報をみんなで迅速に把握し,対応していくためにも,子どもから不審者に関する話を聞いたときは,些細なことでも学校や警察へ通報するようお願いします。
学校,PTA,町内会などが実施する,挨拶・声かけ運動や通学路パトロールなどの子どもを犯罪から守る地域の取組みに協力してください。